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炊いたお米はどれくらい保管可能?
大量のお米を炊いてしまった場合、食べきれずにお米が残ってしまうことがあります。そういう場合は炊飯器の保温気温を使って保管するという方が少なくないと思いますが、賞味期限に気をつける必要があります。
お米や炊飯器の質によって変わる可能性があるものの、炊飯後1日経つと硬くなってしまいます。2日経つ頃には色味も代わり、黄色っぽくなるでしょう。変色してしまう理由は、ご飯の中のアミノ酸と糖とが反応するからと言われています。
炊いたお米を仮に外で常温保存した場合、半日もしないうちに食中毒が起きる可能性があります。特に夏場は危険です。常温ではなく冷凍庫などで保管する必要があります。
炊飯器で保管する場合は高温で保管するため常温よりは安全です。とはいえ1日位を限度とすると良いでしょう。
ご飯は冷蔵保存できる?
残ってしまったご飯を冷蔵保存すると言う方も多くいらっしゃるでしょう。結論から言うとご飯は冷蔵保存しない方が良いでしょう。
東京ガスによると、お米はデンプン質ですが(水を含んでいない場合はβデンプンと呼ばれる)、水を加えて加熱することで柔らかさや甘みが出ます(αデンプンに変化する)。
しかし、このαデンプンが冷えた場合、粘り気が失われてパサパサします。食感が悪くなりあまり美味しくないでしょう。水を含む前のβデンプンに近い状態になると言われています。
前述の通りあまったお米は冷蔵保存より冷凍保存がオススメです。冷凍保存の場合は水分凍結によってαデンプンに近い状態でキープされます。そのため、冷蔵した場合よりも味が落ちにくいです。
ちなみに冷凍保存した場合の期限の目安は3週間から1カ月ほどです。
お米の取り扱いに詳しくなれる通信講座
身近なようで分からないことが様々にあるのがお米です。最近はお米の消費量が下がっていますが、お米は健康・美容効果も期待できる優れた食材です。
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