お米の一合・五合・一升はどれくらい?

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お米の気になる単位

物の数量や重量を図る単位は様々ですが、お米の体積を図る単位は独特です。お米はよく「○合」や「○升」という単位で図られます。普段何気なく計量カップで適当にお米の量を計算している場合は、これらの単位は分かりにくいかもしれません。

お米の一合とは、1升の10分の1です。つまり1升は10合ということです。1升は1.8039リットルのことです。そのため、1合とは0.8039リットルということになります。

お米の一合・五合・一升はどれくらい?

5合はその5倍の0.4195リットルです。なお日本における1升と中国の1升とは違うため注意してください。お米1合はおおよそ一食に食べる量です。重量は約150gです(水を含んでいない状態。炊飯後は340gほどになります)。5合は750g、1升では1,500gとなります。

ただし重量は精米度や水分含有量によって異なります。精米度が高くなるほど重量は減ります。同じ体積でも、玄米と上白米とでは胚乳の割合が変わるでしょう。

お米1合あたりのカロリー

お米1合あたりに含まれるカロリーや栄養素についてもご紹介します。白米1合(約180cc、150g)のカロリーは約534キロカロリーです(100gあたり168キロカロリー)。ただし炊飯後は水を含むようになるためカロリー数が変わります。

炊飯後のご飯100gのカロリー数は168キロカロリーとなります。炊いたご飯1合の重さは約340gのため、168キロカロリー÷100×340=571.2キロカロリーとなります。

ちなみに厚生労働省のデータでは、12-14歳の男性の場合2,220-2,750キロカロリーが標準のカロリー摂取目安です。

15-17歳では2,450-3,100キロカロリー、18-29歳では2,250-3,000キロカロリー、30-49歳では2,300-3,050キロカロリー、50-69歳では2,100-2,800キロカロリーとなっています。

女性の場合は12-14歳の場合2,000-2,550キロカロリーが標準のカロリー摂取目安です。15-17歳では2,000-2,500キロカロリー、18-29歳では1,700-1,950キロカロリー、30-49歳では1,750-2,000キロカロリー、50-69歳では1,650-2,200キロカロリーとなっています。

身体活動レベルによって幅がありますが、この目安量を参考にした場合、1日3食お茶碗一杯分の白米(150gほど)を食べたとしても、合計450g、672キロカロリーと、摂取量には大きな問題がないことが分かります。

お米が分かると食事が楽しい

普段何気なく食べているお米ですが、実はその重量やカロリー、栄養素などについてはあまり知られていません。

お米について幅広い知識を取り入れる事で毎日の食生活が変わってきます。お米には健康効果や美容効果もあり、賢く摂取する事で生活も向上します。

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