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お餅のもとになるもち米とは
お餅は日本で頻繁に食べられるお米の一種です。寒い時期に食べたくなる料理としてお雑煮やお汁粉を挙げる方は多くいらっしゃると思います。またお赤飯やおはぎ、ちまきなどが大好きだという方も大勢いらっしゃるでしょう。
もち米はうるち米とは異なり、もちもちした食感が特徴のお米です。もち米がこのような食感になる理由は、含まれるブドウ糖の多糖類によります。お米にはアミロースとアミロペクチンという2種類の多糖類が含まれます。
このうちアミロペクチンが粘り気と関係します。うるち米はアミロースが2,3割で、残りはアミロペクチンですが、もち米はアミロペクチンが100%です。そのため、独特の食感になります。
もち米の種類とお餅に適したもち米
もち米の品種は一種類だけではありません。国内の作付け面積は全体のわずか4%しかありませんが、様々な種類があります。
いくつかの品種を挙げてみましょう。
お餅を作る際に適したお米品種としては、カグラモチやヒメノモチ、もちひかり、はくちょうもちなどが挙げられます。かぐらもちはコシや粘りが強いと言う特徴があります。
ヒメノモチは白色が特徴的で、粘りがありあっさりしたもち米です。もちひかりは粘りの強さやつぶ感の良さがお餅作りに適しています。そして、はくちょうもちも粘りの強さや柔らかなテクスチャーがお餅向きです。
お餅を使ったアイデアレシピ
大量に購入したお餅が余ってしまうという家庭は少なくないでしょう。残り物のお餅を使ったアレンジレシピを一つご紹介します。それは餅米ティラミスです。 → 参考サイト
お餅デザートと聞くと意外かもしれませんが、子どもにも喜ばれるでしょう。材料は以下の通りです。
- 切り餅 3切れ(180g)
- 純ココア 適量
- 牛乳 100ml
- 練乳 大さじ3
- インスタントコーヒー 大さじ1(調整可能)
- マスカルポーネ 100g
- 砂糖 大さじ2
まず切り餅をさらに薄く切っておきます。耐熱ボウルにAの材料を入れて、40秒加熱します(600Wの場合)。加熱後に泡立て器でミックスしてください。
そこにお餅を入れて、今度は2,3分レンジで加熱します。その後持ちをよく潰して混ぜます。混ぜ終わったら8つにわけます。出来上がった生地にBを入れてつつみ、ココアパウダーをまぶします。あらかじめ手にココアをつけておくと良いでしょう。