米酢やぬか床もお米の産物

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お米の用途は豊富!

出来たての白米ご飯は、おかず無しでそのままいただいても十分美味しいです。特に新米は風味が良く、新米の時期を楽しみにしているという方も多くいらっしゃるでしょう。

お米はそのまま食べてもよく、さらにおかずと一緒に食べる事でも楽しみが増します。

しかし、米穀はご飯として食べるだけでなく、その副産物にも魅力があります。お米の副産物として米酢やぬか床などがあります。米酢とは米だけを原料にして作られたお酢です。

米酢やぬか床もお米の産物

米酢を好んで料理に使うという方は少なくないでしょう。米酢はすし飯などと相性が良く、手巻きずしを作る時には重宝します。

味わいがまろやかな事や、甘みや旨みがあるという特徴があります。なお穀物酢も一般的ですが、こちらは小麦やとうもろこしなどから作られて、酸味が特徴です。

ぬか漬けに使われるぬか床は、米糠から出来ています。米糠は玄米を精白した時にできるもので、もみ殻などが粉になったものです。最近は発酵食品がブームになっていて、マイぬか床を持っている若者も少なくありません

米酢やぬか床の健康作用は?

米酢もぬか床も多くの健康作用が期待できます。まず米酢の作用について見てみましょう。精米された白米にはそれほど多くの栄養素は含まれていないものの(含まれるブドウ糖は脳のエネルギー源として貴重)、発酵過程によって酢になる場合、アミノ酸や有機酸を豊富に含むようになります。

米酢はクエン酸を含むため乳酸や糖質の分解に威力を発揮して疲労回復をもたらしてくれます。またこのクエン酸は腎臓結石を予防する効果も指摘されています。

別の健康作用は血流改善作用が見込め、動脈硬化予防や肩こり解消なども期待できます。また高血圧予防にも良いとされています。

米糠はフィチン酸という抗腫瘍作用や抗ガン作用が期待できる成分があります。またγ-オリザノールという特有の成分も含み、これがコレステロール吸収を抑えてくれます。

さらにイノシトールという別の含有成分には高脂血症やうつ病、強迫神経症に良いという研究報告があります。

お米の効果を見直そう

お米は美味しいだけでなく健康効果や美容効果が期待できる食材です。お米の魅力について学ぶ事で、健康な食生活を目指せるようになるでしょう。

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