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お米を食べ過ぎるとどうなる?
お米は毎日のように食べる日本人の主食です。脳のエネルギー源となるブドウ糖を含んでいる他、たんぱく質や脂質、亜鉛、鉄分、カルシウム、ビタミン、食物繊維など実に様々な栄養素を含んでいます。
玄米や胚芽米等、糠層や胚芽を含むお米の場合は、さらに栄養豊かです。最近は糖質制限ダイエットの背景もあってお米をあまり食べない方も少なくないでしょう。しかし、お米は積極的に食べるべき栄養食です。
しかし、「過ぎたるは及ばざるがごとし」という言葉通り、食べ過ぎもよくありません。ご飯を食べ過ぎた場合、健康リスクが生じます。例えば糖尿病や高血糖症状です。
過食に起因する糖尿病と高血糖症状
お米を食べ過ぎた場合、糖尿病のリスクがあがります。英医学雑誌の「BMJ」の報告によると、白米消費量が増える場合、2型糖尿病の発症リスクも上昇することが分かりました。
この調査には日本における観察結果も含まれています。白米の消費量が少ないグループと比較した場合、多いグループは糖尿病の発症率が1.27倍も上でした。アジア人に関しては1.55倍になっています。
しっかり毎日運動している方は別として、頻繁におかわりをする場合にはリスクが増大します。肥満が気になる方は、お米の量を意識したり運動量を多くすることを意識する必要があります。
お米は炭水化物です。炭水化物は糖質と食物繊維との総称ですが、糖質が多い食事をした場合、血糖値があがります。その血糖値を下げるためにインスリンが分泌されます。血糖値が高いままの生活はリスキーです。
血管が弱くなって血管病になったり、脳内のたんぱく質が糖化するようになります。この場合伝達物質の授受のタイミングがおかしくなり、炎症の発生、そして、アルツハイマーの要因になることが分かっています。
極端な糖質制限も危険ですが、あくまでお米の食べ過ぎには注意が必要です。
お米に関する正しい知識を得よう
お米は本来体に良いものです。前述のように食べ過ぎや過度の制限は禁物ですが、バランスよく食する限りお米は積極的に摂取すべきです。
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